「願いのアストロ」について（第32話・ネタバレあり）/#WJ53

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ムームーサーバー

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<ストーリー>

化け物になった氷室はまるで巨神兵の様な姿である。
それを見たヒバルが「あと一息だ」の様な旨の発言をする。
・あと一息どころかどう見てもこれから本番である。

テラス・ルリ・キンパが奮闘しつつ、ヒバルはクランが化けた白熊の背に乗り氷室に近付く。
そしてヒバルのステゴロマグナムが炸裂！

氷室には殆ど効いていなかった。
「アラガネ」の力で圧倒的な強さになった氷室には通常の攻撃が効かないことが分かったヒバルはキンパの助けを借りつつ万金丹を繰り出すという次の一手を考える。
先程攻撃した時に氷室の中に「アラガネ」らしきコアがあったのだ。

そしてヒバルが氷室に向かう！
氷室は「2度も（同じ技を素直に）食らうか」と言って向かってきたヒバルを吹っ飛ばす。
だが、それはヒバルに化けたクランだった。

隙が出てしまった氷室にキンパが熱線を出し、氷室の核らしき「アラガネ」を剥き出しにする。
そこへヒバルの万金丹。

苦しみながら崩れていく氷室はせめて道ずれにしようとヒバルを掴み氷漬けにしようとする。
そのまま落ちる2人。

万金丹を出し切ったため力が出ないヒバルは体が凍っていく中で海中に佇んでいた。
そこへキンパが泳いできて、ヒバルに口づけ！
するとヒバルの体の氷は解けてヒバルは海中から脱出できるのだった。

終わり。

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＜感想・分析など＞

最後の急なキスは何？
この話の結末には、どうしてもこの場面を入れたかったのだろう　笑

しかし思うのは、作者的にはやはりキンパはお色気担当として入れているということだ。
1人でもそういうのを入れておけば、微エロだけで簡単に男子人気がつきやすいのでセオリーといえる。

今回特筆すべき点は、バトルシーンや化け物と化した氷室のデザインなどが非常に巧み且つ緻密に描かれているところだ。
意外に人外の方が絵が上手くなる？？？
特にヒバルが万金丹を氷室に食らわして氷室が崩れ落ちる辺りとかは無茶苦茶頑張っているように見える。
勿論、超絶技巧漫画家達と比べると差は出てしまうのだけれども、頑張れば人外とかでも上手さを表現できる作家だということが良く分かった。

令和キン肉マンから、本気絵が上手い令和のキン肉マンに格上げである。

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