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ムームーサーバー
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<ストーリー>
調査によって隕石の星害の規模が分かって来たヒバル達。
全国的に100以上の隕石が落ち、横浜周辺の被害が特に大きいらしい。
どこをどう行くかのルートを考えていたその時、ヒバルの学校の友達のヒヨヒコ君がヒバルに助けを求めてきた。
ヒヨヒコ君は正義感が強いが力は弱いので、暴力ではすぐに屈してしまう男だった。
その話を聞いたクランは、ヒヨヒコ君を「ただの口だけダサ坊じゃねーか」と言い放つ。
話を元に戻す。
ヒヨヒコは妹を攫われて「インモータル」なる組織に身代金を要求されていた。
「インモータル」は世剣組の1つだったのだ(おそらく)。
とりあえずインモータルの根城である横浜へと行くヒバル達。
だがインモータルがいるというビルに入ると、そこにいたのは偽物のインモータルだった。
ヒバルが華麗にビルの中の人間をのすと、外にいた偽インモータル一の一味も倒されていた。
外の偽物を倒したのは本物の「インモータル」・世剣組第3養子の世剣シカバであった。
終わり。
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<感想・分析など>
絵は少年コロコロコミック的だが、随所にこだわりを感じる。
例えばヒバルが乗っているバイクや偽インモータルをぶっ飛ばすヒバルのアクションなど。
また偽インモータルでボールギャグをくわえさせられている奴隷もどきも偽インモータルの趣味の悪さを際立たせている。
更に偽物の名前が、根刮城香梅(ネコソギコウバイ)とは、名前から悪党なのが丸わかりなのが面白い。
また今回は、和久井健の創作の根底にある思想ともいうべき瞬間が垣間見れた瞬間もあった。
クランがキヨヒコ君に対して「口だけダサ坊」と言い放つが、あれこそまさに和久井健を和久井健たらしめる思想である。
あの、力こそが全て、力(自分が原初的に所有している力)こそが、自らを知らしめる唯一の手段かのような言いまわしという、昭和的なヤンキー的価値観である。
正に一昔前のワルの牧歌的な思想だが、現代でこの表現を見るとやはり多少の違和感を抱く。
というのも、「強い奴が一番なんだ」という古き良きヤンキー思考は、結局個人の身体的暴力が世を支配するという原初的動物的発想だからである。
社会性と文明を持ち合わせた現代人の力(暴力)とは身体的暴力だけではなく、身体性の延長である銃刀や高い交換機能持つ金銭、正当化された法の下での権力までもを含んでいる。
現にこのアストロの世界でも力を持っているのは身体的暴力所有者だけではなく、アストロと言う超常現象を使いこなすアストロ井戸なのである。
また、上記の様な思想を持つクラン自身も、池袋において結局コウに主導権を持っていかれてしまっている。
和久井健の理想とするのはステゴロで世界一という世界観であろうが、現実は多様な「力」を持つ者同士の大乱闘スマッシュブラザーズ的世界観であり、この漫画においても図らずもそのように表現されてしまっている。
非常に皮肉ながら、最早漫画において現代世界を描く作品では古き良きヤンキー的思考というものが通用しなくなっているのだ。
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