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「呪術廻戦」について(261話・ネタバレあり)

<ストーリー>
前話でまさかの五条復活かという伏線の内実は、乙骨であった。
それに気づいて乙骨を褒めてくださる宿儺様。

ここで回想が入る。
羂索をリカが捕食して羂索の術式を使って乙骨が五条の死体を乗っ取るという作戦だったのだ。
回想の中で場面は移り、総監部に向かう五条にこの話をする乙骨。
五条は宿儺戦の戦後処理として仲間の楽巌寺が総監部を仕切ることができるように、予め総監部のトップ陣営を全員暗殺するのだった。
またも場面転換し、宿儺敗北後の乙骨。
体を真っ二つに切られたため、急いで五条の死体に乗り移る乙骨。
宿儺と五条の体を借りた乙骨との領域展開バトルが始まる。


<感想・分析>
やはり天下のジャンプの看板漫画になってくるとちょっとレベルが桁違いですね。
願いのアストロのところで、和久井健すごいとか褒めていたが、「呪術廻戦」の今回の話を見て、正直格の差を感じしまった。

和久井健が悪いわけではなく、芥見下々が凄過ぎるのだ。
すごさの一因としては和久井健のストーリー展開システムの上位互換という点である。

1話の中で予想だにしない展開を織り交ぜて引きを作る。
次の話で背景や設定の裏付けを丁寧に描いてさらに面白さを盛り上げていくのだ。
これだけをするだけで自動的に話を2話作れるてしまう所がすごい(しかも面白い)。

これの強みは、種明かしや裏話を明かすことで信憑性が増し、且つ話を遅々とさせても違和感を感じさせないところである。
つまり和数を稼ぐことでも面白くできるということだ。
これなら毎回面白さ出しつつ、引き伸ばしにもしっかり対応できる。

この手法は週刊連載としての究極型かもしれない。
他の漫画家さんもこういった手法を取り入れたいのだろうけれども、「言うは易し行うは難し」なのだろう。

これを平然と毎回できるのがジャンプの看板作家なんですね、恐れ入りました。
次回が楽しみと言わざるを得ない。
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