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シンガポールの話

 年末年始にシンガポールへ行ってきた。
ネットでは多くの人が日本を超えたやら日本人の理想郷と喧伝しており、確かに現地の画像などを見ると日本を超えている感があるので、実際にこの眼で確かめてみたかったのだ。

驚いたことを箇条書きにしてみた。

・町や道で虫を全くと言っていいほど見かけない。
・有名なライトショー(マリーナベイサンズ・ガーデンズバイザベイ・ジュエル)は
、それほどでもない。
・酒が高い。
・インド人がめちゃくちゃ多い。
・その他のシンガポールの特徴
・厳しい法律の建前と本音
・東南アジアの奇跡

 下記詳細していこう。
・町や道で虫を全くと言っていいほど見かけない。
シンガポール旅行中最も驚いたのはこれだった。
空港からホテルへ行くまで、そして街中をどんなに散策してもいわゆる蚊とか羽虫とか暑い国には必ずいる飛んでいるうざい虫関係を全く見かけない。ということは勿論Gも見かけない。
世界遺産に指定されている植物園にも行ってみたが、ここでも虫はほぼ見かけなかった。

1週間滞在してほぼ全く見かけないというのは、赤道直下の国では考えられないほどすごいことなのではないか?(ちなみに以前タイに滞在した時には1週間で約150程はGを見ました。マジでそこら中にいた。一生分見た感じ。)

いい意味でだが、なんか人間の力で自然を支配してやろうというそんな意気込みを感じを受けました。


・有名なライトショー(マリーナベイサンズ・ガーデンズバイザベイ・ジュエル)は 、それほどでもない。 
ちょっと期待を裏切られた一面である。

 シンガポールの観光では上記の二大ライトショーが声高に喧伝されている。
それはそれは非常に感動するものだとシンガポールを訪れたら一度は見るべきだと。
 さぞすごいものだと思いたい楽しみにしてみてみたら、何のことはない、普通にBGM曲を流してそれに合わせて光をキラキラさせているだけ。
 BGMが生のオーケストラとかだったら分かるのだが、そんなわけでもなく普通にCDで流しているだけである。そんなわけでどうもあまり感動はなかったのだが、自分の印象に反して、見物していた外国人観光客たちは大拍手している。 
そんなにすごいか?

いやこれ、これ日本ならどこの都道府県でも飽きるほど見れるものだと思うのだが。
自分が思っているよりも世界は娯楽に飢えているのではないかとふとそんなことを思った。


・飯が高い、そして酒も高い。
軽く昼飯に行って一人3000円位。少しお茶したらもう2000円。夜なんかディナーでしっかり食べようとするととんでもない金額になる。
値段が高いからと言って質がいいかというとそうでもない。普通に飯のまずい店も高い。
必然お得なお店や一食500円のホーカーなどになってくるが、庶民の味としておなじみなので美味い!
値段と味の質は必ずしも関係がないことが分かる。

特筆すべきことはもう一つなのだが、それはなんといっても酒が異常に高いことである。ビール中生で1000円くらいのイメージ!必然飲酒する機会は減っていった。
日本に帰ってきてこんな安価でお酒が返ることありがたみを感じた。

・インド人がめちゃくちゃ多い。
これはめちゃくちゃ多かった。
日本にいたらおよそ見ることはない数のインド人を見た。
単純に日本にいると日本人以外はあまり見ないが、シンガポールに行くとやっぱりいろんな人種がいるとまざまざと感じさせる。

・その他のシンガポールの特徴
陶芸が流行っている様子。心を落ち着かせ、禅的なノリなのか。
あとカエル料理が存在するのは驚いた。
あと入れ墨している人が非常に多い。日本の10倍位いる。
 WIFIはそれほど通っていない。デパートとかの建物はあるが、自由に使いたい場合はポケットwifiや海外SIMが必須。
youtuberで現地人みんな傘を盛っっていないから傘必要なしみたいに言っている奴がいるけど、実際には傘は必須。現地の人もみんな傘を持っていた。


・厳しい法律の建前と本音 
シンガポールは非常に法律やルールが厳格なことでも有名である。
唾吐き・道端にゴミを捨てたら罰金、タバコは屋外喫煙禁止多数、など。
これを聞くと、道端に唾吐いたりごみを落としたらすぐにつかるイメージや、それに伴い道路にはごみ一つ落ちていない綺麗な状態だとイメージしがちだが、そうではない。

実際には、道端には普通にゴミが捨てられているし、唾も吐き捨ててある。またバスの停留所でおじさんが普通にタバコを吸っている。
これらは公(警官がいるときとか)で行った際にしょっぴかれるのであって、誰もいないときは存外秩序が欠けているようにも感じた。

とはいえ他の東南アジアと比べると圧倒的に綺麗なのは間違いない。これは強調しておきたい。


・東南アジアの奇跡
シンガポールはまさに東南アジアの奇跡である。
 だが、ここで思うのは、シンガポールは東南アジアの中で群を抜いているのは間違いないが、先進国かと言われると疑問が残る。私見なのだが、先進国の一面も間違いなくあるが、全体的に俯瞰すると見紛う事なき発展途上国なのである。
 確かにチャンギ国際空港やマリーナベイサンズ・ガーデンズやその背景のビル群などは非常に洗練されている感じがした。
 一方、結構な高級デパートとかでもエスカレーターが止まっていることがままあったり、電車などではユーチューブを垂れ流しで聞いてる人やずっと喋ってる人も多くいた。
あとなんかトイレとかも日本と比べるとそれほどきれいではない。

 表面上は非常に綺麗に取り繕われてはいても、なんというか発展途上国特有のマナーのなってなさが残っていて、それらが確実に見え隠れするのである。そういったところをどうしても日本と比べてしまうのだ。
とは言え、東南アジアの中で群を抜いていることは間違いない。

欧米という秩序の中に東南アジア的適当さが混ざった国、それがシンガポールである。

日本人の理想郷というと、また少し趣が異なる気もするが。
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