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「あかね噺」について(第116話・ネタバレあり)

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https://www.oninkun.com/back-issues-of-akane-banashi
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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー>
まいけるの落語が終わって寝落ちしていた観客が起きると、そこは拍手の嵐が。
観客が節々で「完全に終わった感じだったのに」、「彼が魅せた芸の幅奥深さ」「引っくり返してしまうとは」「阿良川まいける…彼の実力は大看板に届きうる」との評価が。

司会が客席にマイケルの合否を問うと審査委員長みたいな奴が「もういい、お客席の相違は十分伝わった」、「阿良川まいける・・・足らんな」とまさかの文言。

静まり返る客席に別の師匠である審査員が「ルールはルール。一人一人審査員の意見を聞いていきなさい」と司会に助け舟。

司会がお鉢を向けた天パこと全生師匠は、まいけるを認めたく無い思いを抱きながらも、自身の直観には逆らえず苦しみを含めながら「みどめ゛る゛」と、常用平仮名では表せない表記で合格宣言する。

その他、2師匠も昇進を認める発言。

一生師匠以外全員認める結果となった。

まいけるがマイク越しに直接一生師匠に問いかける。
「一生師匠ご判断頂けますか?」

一生師匠は「好きにしろ」との返答。

これにより、まいけるの真打昇進が決定した!

という所で今回は終わり。
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<分析>

大団円と思わせておいて、また一ひねり入るのかと萎えそうになった瞬間、天パの発言で一気にひっくり返る。
少年誌的どんでん返しである。
若干一生師匠のあたりは虚構の匂いがしたが、そこ以外は概ね虚構とリアルを見事に融合させて違和感をなるべく減らせている。

あとまいけるを認めたく無いけど、マイケルの芸は認めてしまってる天パ。
そういう所がみんなに好かれる由縁だぜ、天パ。

結局まいけるは顔も含めて勝ちキャラなので、これで良かったのでしょう。
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