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「あかね噺」について(第118話・ネタバレあり)

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3Z4NUU+2GPLWY+348+1C8R5E
https://www.oninkun.com/back-issues-of-akane-banashi
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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー>
月刊落語にの資料室にて昔の記事を読む禄郎。
そこで見つけた古い記事を記者の樫尾に見せる禄郎。

記事の中身は先代志ぐまがかつてかけた演目のない落語であった。
その演目は、仮で「志ぐま」「志ぐまの芸」と称されていたが、その原話は柏家の中で代々伝わっていた演目らしい。

阿良川一門の創設、一生師匠と志ぐま師匠の確執の全ての発端は「志ぐまの芸」にあると読む禄郎。
禄郎は「志ぐまの芸」の噺を柏家に取り戻したかったのだ。


場面変わってあかねはおじいちゃんの志ぐまが怖い顔をして黙って稽古したのを夢の中で思い出していた。
まいけるの真打昇進試験から約4か月後、あかねは2つ目昇進の支度をしていた。
師匠にしておじいちゃんの志ぐまと2つ目昇進の色々な準備をしていた。

喫茶店で休憩中にあかねが志ぐま師匠に人情噺を一席教えてもらいたいと乞い、それを了承する志ぐま。
教えてくれるのは、以前怖い顔をして黙って稽古をしていた「あの」噺である。

教える代わりに志ぐまの独演会の開口一番にその人情噺を掛ける様提案する志ぐま。
それに応えるあかね。

これで終わり。


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<感想・分析>

ちゃんと引きというか布石を打っているところがしっかりしていて良い。
あかねの二つ目昇進に「志ぐまの芸」のミステリーが加わり、今後がより気になってくる。
正直落語という素材だけでは、長期に渡って読者を引き付けるというのは中々ハードルが高いと感じる。
そこでストーリーを一捻りすることで素材と物語双方に興味を持たせているのだ。
メインはあくまで落語であるものの、今回の様にストーリーにスパイスを加えることで、読者を飽きさせない工夫を感じる。

来週以降も楽しみである。
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