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<ストーリー>
何の前触れもなく倒れた志ぐま師匠は病院で寝ていた。
あかねの兄弟子が駆けつける。
寝ている支障の顔は安らかであった…。
いや、安らかな顔がほぼほぼ〇んでるぞ。
病状は急性の心筋梗塞であったが、検査で確認したら更に喉頭がんが見つかった。
病状を聞いている最中のあかねの景色がどんどんどんよりしていく。
・真剣な場面だが、描写がカイジとまったく同じなので笑ってしまう。
あかねが志ぐまの服などの備品を持って再度入院先に行くと、そこにいたのは阿良川一生だった。
そして阿良川一生から衝撃の発言が。
志ぐま一門を解体して、阿良川まいけるを除いた弟子4人はそれぞれ後見人が預かるというもの。
そしてなんとあかねの後見人は阿良川一生だった。
終わり。
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<感想・分析>
ここで衝撃の展開が。
まさか志ぐま師匠が退場することになるとは思いもよらなかった。
そしてあかねの最大の天敵である一生がまさかあかねの後見人になるとは。
まあ、真打に近付くあかねに分かり易く突破する壁を用意する必要性を考えた時には、確かに志ぐまは退場せねばならないかもしれない。
このままあかねが志ぐまの下で修業を受ける描写をして真打になっても、読者の側からすると、あかねのどんな能力が上がって真打たるに至ったかの描写に説得力が持てなさそうだからである。
何故なら結局今後やっていることはただ新しい噺を覚えていくだけだからである。
子供の頃から志ぐまを見ているあかねにとっては、志ぐまの芸を模倣すれば演技力や間なども向上するので、そんなに大変ではなさそう。
それよりも、一生の下で課題を受けながらそれを突破していくあかねを描けば、読者的にも分かり易く真打への道筋が見えてくると判断したのだろう。
例えば、話は覚えているが演技力が足りない、間がおかしいとか色々課題を分かり易くつけられそうである。
だがここで、志ぐまout・一生inとは、流石に起承転結の転が上手い。
上手すぎるかもしれない。
よい意味でこの作者に落語漫画をやらせておくのは勿体ないのではないか。
次回も楽しみである。
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