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<ストーリー>
定期テストが終わり、友達のロン毛・横溝と話す家守。
横溝は家守が叶さんを好いていることを見抜いていた。
また近衛さん経由で叶さんとお笑いライブと勉強会のことも知っていた。
横溝の支援でひまりんに恋愛相談をすることに。
相談内容はこうだ。
・殿一は叶さんにアタックするのに家事が得意くらいでは叶わないと思っている。
・だが、叶さんに憧れているだけではなくて、ずっと好きだったとちゃんと告白できるように頑張りたくなった。
・だがどうすればよいのか分からない。
という相談である。
それに対してひまりんは、自分に自信が持てない気持ちはわかると言い、自らの中学生時代のイケていない写真を殿一に見せる。
中1の時の芋臭い感じからメイクなどを人一倍努力して今のひまりんになった話をする。
そのあとなんか色々それっぽい言葉をもらって納得する家守。
そして最後の場面にあのグラビアアイドルが家守の学校に現れるという所で終わり。
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<感想・分析>
作者の感性が少し古い気がする。
アプローチや告白をすることをこの漫画ではアタックと言っているが、今時この言い方をする人間がいるのだろうか?
作者の感性と発想が昭和である。
また恋愛相談シーンがどうもよく分からない。
告白するためにもっと頑張らなくちゃと言う家守だが、自分はまだレベルが達していないから告白するにはまだ至らないみたいな考え方なのだろうか。
自分のレベルが一程度まで上がったら、必ず告白が成功するみたいなRPG的世界観で生きているのかな、彼は。
結局家守は、ただ告白するのにビビッて先延ばしにするための、都合の良い言い訳を言ってるだけである。
また家守の相談に対するひまりんの回答も、結局告白するために何を頑張るべきかという家守の疑問に対する具体的な回答は出さずに、「磨いても今より輝けない人はいない」という全く回答になっていない励ましをする始末。
いや相談の回答になっていないよ。
というか、この家守とひまりんのやりとりは非常に既視感がある。
これ、あれだな、中小ブラック企業の上司と部下の会話と骨組みが全く一緒だ。
売上の上がらない部下が恐る恐る月次の報告をすると、上司が部下の誰でも見て分かる数字のダメ出しをしつつ、「とにかく売り上げにこだわることが行動に繋がってくる。俺も応援するから頑張ろう!」と叱咤激励をする、全く具体性のかけらもない、何の生産性のないやりとり、正にこれとまったく同じである。
あるいは、
架空の人格を演じているAIが悩みを話し、相談を受けた人物を演じる別のAIが、ビッグデータから引き出した具体性のかけらもない応答をしている様な、空虚なやりとりともいえるかもしれない。
正直この漫画の出来で、今の所好調だというのが信じられない。
出始めている綻びが早晩人気に影響を与える日は近いのではなかろうか。
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