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「ひまてん!」について(第15話・ネタバレあり)/#WJ47

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<ストーリー>

ひまりんが聞く。
「家守とほのかって脈はあるよね?」
・いや、そもそも脈という言葉は相手が自分に対して好意的な兆しがあるかという意味なので、使用の際は「ほのかは脈ありなの?」だと思うのだが。
本作品の使用例的な意味合いだと、まるで「家守も好意を持っているし、ほのかも好意を持っている」みたいな意味になってしまう。

ひまりんのアドバイスはこうだ。
以前の勉強会のお礼で何かを誘うというものらしい。
家守の「ありがとう」と言う言葉に対して「私これでもカリスマ女子高生社長…高校生の恋愛事情は常にリサーチしているし、女子高生をときめかすのはプロ」とのことである。

・恋愛事情って何?
恋愛するきっかけとか恋愛の相手とのことか?
大人ではなく子供なんだから、大体のきっかけや相手はほぼ限られるだろ。
こういうのを見ると、どうもこの作品は些細ながら色々な部分で言葉選びが謝っている気がする。
上記の脈ありにしてもそうだし、恋愛事情もそうだ。
本当に表面上の意味や使い方しか知らないため、言いまわしが誤用や軽率に溢れており、セリフの1つ1つが浅く感じてしまう。
これとかもそう。

・いやそもそもただ席が隣なだけの家守とひまりんが一緒に歩いていて、なぜ誰も何も思わないのかがこの作品の矛盾を象徴的に表している。

という訳でひまりんも協力しつつ、叶さんと一緒に帰り道に色々と話をする。

そんな時、校門前の生徒たちが次々に口に出す言葉が。
「マジで今週のヤンジャンに載っていた子じゃん」と。
・これはまさか…。
この辺の演出良いね、最高である。

屈託のない笑顔で、ひまりんと家守に挨拶をして、家守に自らが出たグラビアの雑誌を渡す。
それを何の人間関係の機微も考えずに受取り、カンナと楽しそうに話をする家守。
そしてその間、全く叶さんがいないものとして扱われる。
・こういうのもリアルではない。
自分が気になっている女の子が間近にいるにもかかわらず、グラビアアイドルと平然と話をしてそれっぽいことを言うことに対して、通常の男ならリスクを感じてそれをしないのがリアルだし、仮にそうであるにしても、まずは叶さんに紹介してから「みんなで」話をするのが人間関係的にはリアルである。
こういうのもこの作品の駄目な所。

なお、その様に扱われるも、叶さんは全く気にせずひまりんからカンナの紹介を受ける。
そして疎外感の気持ちもなく、カンナと話をし出し、カンナからかわいいと言われる。
それに照れて久々の「ポノカ」も飛び出す。
・久々に見たわ、ポノカw

そして叶さんがバイトに帰った後に、2人に衝撃の事実を話す。
カンナは二人と同じ学校に来るらしい。

終わり。


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<感想・分析>


展開は良いね。
そして正に想定の範囲内であり、定石とも言っていいが、引きも良い。

だが、盛り上げのシーンがもっと良くなりそうな予感があり、そのへんが非常に惜しい。
カンナの爽やかな登場に加えて家守とヒマリンとの自然な会話のせいで、叶さんの心情が描かれていないのが弱い所だ。

かなり内容的に良くなってきたが、ひまりんと家守が一緒に歩いていて不思議がられない設定の矛盾の修正ややり取りのリアルさは今後も必要である。
あと人の心情描写も。

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