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ギャグマンガ2連続に続いての3連続新連載の最後である。
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<ストーリー>
・なんか扉絵がすでに絵が上手いぞ、っていうか現代的だぞ。
16歳の主人公の「家守殿一(いえもりでんいち)」は家事代行のバイトをしている。
高1の間にためた67万8千円とのこと。
・高校生にはこれが大金に見えるという事実、悲しい。
これが現代の資本主義である。
そんな殿一は新たに家事代行のバイトを請け負うことに。
そして翌日、高校に行くとクラス替えがあり、新たに転校生が来ることに。
来たのは今メディアで話題の高校生社長のひまりんこと美野妃眞理(よしのひまり)。
ひまりんは「カワイイ」をつくるプロとのことでSNSフォロワーが80万人であった。
そんなひまりんは殿一の隣の席となり、担任強権で殿一はクラス委員長兼ひまりの世話係に。
なお、殿一の幼馴染の良い感じの清楚女子は副委員長になった。
一通り授業を行い、ひまりんの陽キャオーラに圧倒される家守君。
授業終わりに副委員長の清楚系女子の叶さんが「美野さんの世話役大丈夫そう?」と心配して声かけてくれる。
・っていうか世話役って何???
ひまりんが大人気なので学校中で大騒ぎ。
先生が「お前世話役なんだからちゃんとしろ」みたいなことを言ってくる。
・この辺はまた後述。
陽キャと陰キャの圧倒的な差を実感する殿一。
が、殿一には家事代行という仕事が待っていた。
学校後に新しい依頼主の元へ行くと、そこは汚部屋であった。
だが与えられた仕事を全力を尽くして汚部屋を綺麗にする殿一。
整理整頓されて、部屋が綺麗になったところで、帰ってくる家主。
家主と会ってみると…家主は案の定ひまりんであった。
・まあこの辺は典型である。
そんなこんなで2人のドタバタ恋愛コメディが始まる。
という所で終わり。
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<感想・分析>
・テンプレ通り。
冴えない男子学生と、なんとなく淡い思いを寄せる可愛い同級生。
そこへ陽キャの新たなヒロインが。
別場面でヒロインとばったり会う主人公。
こうして主人公とヒロインの間に二人だけの秘密を抱えたまま物語が進んでいく。
全体的にテンプレであり、パターン通りの恋愛コメディの典型である。
第1話は無難な始まりと言える。
個人的に思うのだが、連載第1話目はとにかく違和感を感じさせないことが大事であると思う。
ゆえに、1話目の時点で読者に設定の矛盾やストーリーの粗を感じさせない様に作っていくべきだと考えている。
そういう意味で、第1話は無難に行くためにテンプレを使うというのは定石・大正解と言えるのではないか。
とりあえずの不満がないことが重要なのだから。
・リアリティの欠如
勿論、今作にツッコミどころがないわけではない。
例えば、担任強権でクラス委員長になるとかはあり得ない話だが、この辺りはシリアスではなくコメディー路線なので多少のリアリティの薄さは許容されると思う。
だが、これも結局やりすぎるとリアリティの欠如が大きくなり、設定の矛盾とみなされる。
例えば、世話役の件(くだり)とかは一体何?
そして、美野が食堂に行って大騒ぎになったことで世話役が担任に怒られている所とかは結構冷める。
プロ野球じゃねぇんだよ、高校はよ。
コメディーでさえリアリティが薄れると若干の冷めが生ずるので、なるべくリアルとつじつまの合わない設定は作るべきではない。
まあこの「世話役」という意味不明な役回りは、主人公と陽キャの接点として作ったのだろう。
これが昔なら接点の作り方は簡単だった。
道でパンをくわえながら道でお互いがぶつかれば良かったのだから。
現代ではこれは手垢がつきすぎて全く使い物にならないので色々と手を変えるのが、どの漫画家もに最初に結びつける接点みたいなものは苦労する。
今回の様な接点の作り方はパンくわえて道でぶつかるよりはマシだが、どうもリアリティが欠如し過ぎている分、読者はマイナス点と評価する可能性が高い事が予想される。
何とも言えないが、「エクソシスト清原君」よりは長持ちしそう。
巻末固定の村上君との戦いはどちらが長く生き残れるかはまだ分からない。
とりあえず期待である。
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