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「ひまてん!」について(第22話・ネタバレあり)/#WJ54

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<ストーリー>

修学旅行中に生ライブをするひまりん。
一万人が集まったそう。
・この一万人という数字は拍付のため以外にちゃんとしたリアリティがあるのだろうか?

肝試しではひまりんとペアになる家守。
お化けが出て家守に思わず抱き着いたひまりんは、このまま道を走り抜けることを提案する。

ひまりんはポノがリップをつけてきたかどうかを確認する。
家守がほのかに良い声掛けができる様に練習相手になると言い出す。
・これも意味分からん。
これ見よがしにひまりんの決顔を描いているが、魅力を損なっている気がする。
この作者の絵柄の良さは素朴な朴訥感だろ。
それを自分で潰してどうする。

で最後はお決まりのコケで家守がひまりんの上に覆いかぶさる。
そして、ひまりんの口が家守の頬をにつき、口紅跡がつく。
・勝手に意識し始めるひまりん。
どうもひまりんが家守のことを好きになる理由づけが強引である。
まあストーリー上そうなのだから仕方ないのだが。
もう少し心の機微を丁寧に描く方がこの作者の絵柄にはあっていると思う。

終わり。

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<感想・分析>

しのびごとの所でも書いたが、同じ林間学校の話になっているのにもかかわらず出来の差が圧倒的に違う。
しのびごとと比べてひまてんのテンポの悪さよ。
特に盛り上がりの感じがひまてんとしのびごとでどうしても比べてしまう。
しのびごとはクラス全体が楽しそうな雰囲気を出しているが、ひまてんにかんしては結局は家守とその周辺のことしか描いていないため全く周りの雰囲気が見えてこない。
多少レクレーション係などがいるが、彼らの性格などは全く描かれておらず、ただの舞台装置としての役割に成り下がっている。

今回の話などは、正直漫画の質の低さをひまりんのビジュアルで誤魔化しているに過ぎない。

また上述した、同接10,000という拍付けのためだけの数値には本当にリアリティの無さを感じてしまう。
寧ろ数値として出てしまったことで、ひまりんの行動の非リアルが浮き出てしまう。
1万人はもうそこらのインフルエンサーのレベルではない。
ちなみにyoutuberで有名なヒカキンのヒカキンゲームスというチャンネルの同接数はの記録が丁度10,000前後であった。
ヒカキンとタメを張れるということは芸能人よりも有名という事であり、街中にひとたび出れば人々からの声掛けがあることは必須である。
にもかかわらず以前など考えもなしに家守と買い物に出かけ、デートまがいのことをする始末。
とても同接10.000人の影響力を持つ人間の行動ではない。
この辺の身体検査は事務所からきつく言われているはずにもかからず、あのような軽率な行動をとること自体がリアリティの無さを示している。

また仮にそれを漫画の中の話として受け入れるとしても、同接10000という数値をもつにもかからずひまりんの軽率な行動履歴が、彼女の社会人としての出来の悪さを際立たせている。
やはりひまりんの事業というのは漫画の中だけのままごと(空想)事業なのだなという非リアリティの結論に向かわざるを得ない。
要は読者の共感を全く得られていないということだ。


もはや見るのが苦痛ですらある非リアル感。
人間心理や人間行動の研究を全くしていない、ただ絵を描いてだけいれば全て上手くいくと思い込んでいる作者の浅はかさな思想が垣間見れて、私自身のいら立ちを隠しきれない。
この非リアル感・非共感性、人気がダダ下がりなのもうなづける。

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