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連載作品の感想を書いてきたが、世の中には面白い漫画作品が星の数ほどある。
月に膨大な数の漫画を読んでいるので気になった作品を紹介していく。
昨今はWEB漫画も勃興甚だしいが、最近Xでも最近異常に流れてくる「竜送りのイサギ」について紹介する。
<舞台設定・ストーリー>
江戸期の日本風の世界が舞台であり、そこでは空想上ではなく現実に竜がいる。
神獣である竜に対して辺境の島に住む首切り役人のイサギが興味を持ち、竜の謎を追うため旅をするというのがおおむねのストーリーだ。
<画力や特徴>
超絶画力という訳ではないが、読む人に不快感を与えない一定水準を超えた綺麗な絵である。
サンデーの出身の漫画家特有の傾向である、高橋留美子オマージュ絵柄がそこかしこに見受けられる。
また、独特の瞳孔真っ暗の虚無目や「ナルト」の輪廻眼宜しくのぐるぐる目など、眼の描き方にも特徴がある。
イサギが男性であることは作中でも言明されているが、レベルの高い画力に引っ張られてやや中性的な容姿となっている。
物語が進んでくると、コミカルな場面が出てくることもままあるが、いわゆるずれた笑いになっている気がする。上記の特徴や、「鋼の錬金術師」の荒川宏に影響を受けたと思われるギャグ調のタッチから察するに、もしかすると作者は女性でもおかしくない。
<面白ポイント>
この漫画の面白いポイントは主に3つ。
①現実世界では空想上の生き物とされる竜が神として崇められ、且つ「神」として身近に見ることができるという不思議な世界設定が1つ。
現実に竜が身の周りにおり、尊崇の念はありつつも、鬼神を敬してこれを遠ざけることのできない身近な状況が異世界感を感じさせる。
②もう1つは、主人公のイサギが洗練された剣術使いの凄腕の首切り役人ということである。
首切り役人として鍛えた圧倒的な剣技と竜という底知れぬ未知の存在に対する好奇心が読む者の手を手繰り寄せるの。
・最後は、弱点と表裏一体なのだが感情兵家の乏しさの表現力である。
人間心理の描写においては喜怒哀楽の起伏を激しくすることがそこまで得意ではない様だが、作者自身は自己の弱点を認識しており、逆に無表情の感情表現を話の腰で積極的に使っているように見える。
特に命をかけた真剣勝負様な描写では、怜悧冷徹な感情表現の乏しい表情が映える。
絵柄的にも本格的な斬り合いのシーンは迫力があり、バトル物の見栄えと真剣勝負のピリピリ具合をしっかり感じられる。
<まとめ>
この作者の力量からして今後もつまらなくなるということはなさそうだし、これからが楽しみである。
個人的には本作の面白さから、作者の他作品も見て見たくなってきた。
特にケモノタチの夜は面白そう。
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「竜送りのイサギ」の作者、星野真の有名他作品は以下2作品を参照。
[著]星野真
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