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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー>
漫画の欄外では、「「灰仭巫覡」4話目も大増33Pでお届け!!」と書いてある。
漫画の扉絵には、毎度おなじみのポエムが。
相変らず、効果音がひらがなである。
また冒頭のロボットがもろ攻殻機動隊とエヴァである。
准将とミカイェの会話でいつものミカイェの妄想ギャグパートが始まる。
・毎回思うのだが、寒い。
別シーンで今は昔のデジカメで記念写真を撮るクラス女子。
それに絡めて、この漫画内での現代の機器である念写機との違いが説明され、念磁力学の設定の一端が公開される。
そんな時に准将登場。
先ほど准将のズボンに引っ付きズボンを破ろうとした生き物である。
双頭にソレの正体を聞くと「スダマ(魑)」とのこと。
それを聞くと、ミカイェは「『夜』の子供」だと理解して始末しようとするが、双頭及び女子生徒が「どこにでもいて全部が夜のように育つわけではない」と言ってかばう。
・どうやら「夜」というのは、我々の用語でいうと「妖怪」のことらしい。
要約設定が分かってきて安心した。
別場面、ジンがたそがれていると、双頭がジンのところへ行き、写真を撮りながら話をする。
双頭はジンにホの字の様だ。
2人(3人)のイチャイチャをさんざん見させられた後、先ほどの「スダマ」が巨大化、校舎を破壊する。
それに対応しようとして、准将達が「魑」に攻撃を仕掛けるところで今回は終わり。
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<感想>
ようやく話の設定が一部見えてきた。
暴れているあいつらは要は「妖怪」で、それを退治する技術体系が零磁力学なのだろう。
この説明をもう少し早く、マンガの欄外とかでいいので説明してくれていたら入り込み方も違っただろうに。
気になるのは、ジンの描写である。
日本の男向けの漫画類型としてよくある、「自分は何もせずただ待ってるだけだが、何故か思いを寄せる女の子たちが勝手に自分に寄って来るハーレム的展開」のそれである。
正直この展開は見飽きている。
にもかかわらず、多くの漫画でこの展開になる。
御多分に漏れずこの漫画もそう。
絵が流麗な割に、ストーリが分かりにくかったり、上記の様な何のひねりもない典型的な恋愛漫画的設定を組み込むのは話作りの力がない漫画の典型例である。
作者の経歴は元々18禁の漫画家であったと聞いている。
エロ漫画の終着点はエロであるから、漫画の中でもエロまでの展開を数多く揃える必要がない。
故にストーリーや展開を考えてくる機会が十分に培われてこない。
だから結局話づくりや展開のパターンが少ない。
故にストーリー自体がオーソドックスになり、単調になる。
残るのは絵だけ。
絵師漫画家の悲しい宿命である。
腐すばかりではしょうがないので、ストーリの出来具合が良ければ是非応援もしていきたい。
設定も公開されたので、今後もっと面白さが増してくるのかもしれない。
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