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「灰仭巫覡」について(第6話・ネタバレあり)

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3Z4NUU+2GPLWY+348+1C8R5E
https://www.oninkun.com/back-issues-of-kaijinfugeki
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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー>

「すだま」から逃げるミカサで始まる。
またポエム。
・現状このポエムは勿体ぶった言い回しでストーリーの補助線として機能しているが、恐らく途中で飽きてなくなるか適当な当たり障りのない言い回しになっていくと思われる。

准将たちの乗ってきた浮遊戦艦「ティアーズ・シグネオ」でが来た。
ミカイェはまだ使用許可申請をしていないにもかかわらずなぜか現場に来た様だ。
と思ったら、いきなり「すだま」に砲撃。

砲撃を指示したのは、戦艦の提督であった。
さまざまな政治的局面からこの混乱に乗じて准将を始末したいらしい。
故に「すだま」をさらに砲撃!!

再度の砲撃のがなされるすんでの所で「すだま」が何故か崩壊。
「すだま」を形作っていた言霊が消えていったので、「すだま」自体も小さくなっていった。
小さくなった「すだま」はみんなと仲良くしたいと言って一件落着。

なお、「すだま」を小さくしたのは冒頭で物理室に逃げていたミカサであった。
というか物理部で修理していた言霊増幅装置を使って、「すだま」を大きくしたのがミカサであった。
誹りを受けて、尻からメリメリを位かけるミカサ。

ミカサがメリメリの刑を受けている教室の屋根でたたずむ准将とジン。
准将はどうも軍部内で疎んじられている様だ。
准将の出生は、イギリス王の第3王妃(すなわち妾)に収まった日本人の母の子であった。
故に高校生という若さで師団の団長になり、一部の軍権を掌握していた。

やりきれない怒りで、飲み物の缶を握りつぶす准将。
それを見て「似合わないぞ、ガオ。ついでに祓ってやる」と言って「大祓」をやろうというガオ。
次回大祓である。

終わり。

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<感想>

・全体的におもしろくなってきた。
3点に絞って記す。
①戦艦の名前がカッコいい、厨二心をくすぐる。
戦艦の艦長が、北斗の拳に出てきた「息をするのもめんどくさい」の人(「ゲイラ」という名前だったと記憶している)であった。

②ミカサが犯人なのも笑った。
漫画の最後の煽り文句が「ミカサの活躍によって守られた未来(かのうせい)」と書いてあるが、そもそもの犯人はミカサだからな。
この煽りを描いている奴、絶対適当に書いているだろ。
マンガとちぐはぐな煽りを入れるのは言語道断。
これに関わった編集者は仕事ができない奴である。


③一見平和的解決の切り口ともいえる場面が現代科学・哲学に対するアンチテーゼを提示しているのも面白かった。
双頭が「この子はまだ何者でもないのにみんなの無責任な言葉がこの子の別の可能性を奪い取って「メリメリ」をそういうやつにしただけなんです。選んでいいぞメリメリ。ホントはどんな子になりたい?」みたいなことを言う件があった。
これは明らかにヒュームの「帰納法の問題」と「グルーのパラドックス」を寓意している。
まあ、作者が意識しているかはわかりませんが…。

・ダサい点もある。
准将が缶を握りつぶすシーンはた普通にダサかった。
描写が只の静止画じゃん。
あとジンの顔が毎回ダサい。


・またこれは毎回そうだが、勿体ぶって煙に巻く言い方が作者は大好きだ。
今回はこれで読者を次週まで引っ張っている。
恐らく作者なりに培ってきた引きの作り方なのだろう。

以前よりも心配はなくなってきたので、今後は多少楽しみにしてみることができそうだ。
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