「古々路ひめるの全秘密」について（第1話・ネタバレあり）

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サンデーでも面白そうな連載がないか探していたところ、あったので読む。

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＜ストーリー＞
大統領暗殺を身一つでかばった男性。
・明らかにレーガン暗殺未遂オマージュ。

その男こそ一文字ツグム。
代々のボディーガード家系の一文字家は人類最強の盾と呼ばれている。
大統領を守ったツグムは次の依頼を受諾する。

富豪の令嬢を護衛するが、守っているとバレない様にするのが新しい任務である。
幸いツグムは学生なので、同級生として潜り込む。
・ツグムの顔が完全に「東京大学物語」のアイツである。

護衛対象者は今時のかわいらしい女の子。
古々路ひめる、通称ひめ。
運動神経抜群・頭脳明晰・モテまくる。
三拍子揃った才女である。

授業中も護衛対象を監視するツグムだが、そんな時真面目な彼女が珍しく授業をさぼって屋上へ行く。
不思議に思って尾行して屋上を開けると、何と巨大ドラゴンが彼女に向って火を吐かんとしていた
ツグムは咄嗟に彼女の前に立ちはだかり炎を庇おうとするが、炎は彼女を中心に左右へ逸れていった。
「私火属性無効だから」とひめるは言う。
ひめるとドラゴンの瞬き程の攻防から、ドラゴンを封印して小さなトカゲに変えるひめる。
なんとひめるは勇者であった。

勇者の異世界転生者であったが、かつて仲間によりひめの秘密が洩らされたため、窮地の策で異世界転生を果たして現代に転生したのだった。
・どういう展開？？？？
・ちょっと話が追い付かないのだが。

まあ過去の経験から自分の秘密を他人に漏らしたくはないので、ひめるの秘密を話したつぐむの記憶を消すとの宣言。
と、ここでツグムが消えた。

ツグムは宇宙人につかまり、キリストスタイルで拘束されていた。
宇宙人はひめるのヒミツを言う様にツグムを拷問するが、ツグムは頑として秘密を洩らさなかった。
家系の伝統である護衛を果たすために先祖代々培ってきた秘密を守る力を発揮するツグム。
そこでひめるが登場し、宇宙人を華麗に捌きツグムを救出する。

ツグムは「奴らを何者か」と問う。
ひめるは秘密をもう一つ持っていた。
現代でのひめるは銀河帝国皇帝の娘であり、先程の宇宙人は敵側の共和派であった。

トカゲも「勇者で…宇宙人？は？」とメタツッコミを入れる。

ひめるの秘密にも動じずに「秘密なら俺は守れる」と言い切るツグム。
それえに対して頬を赤らめながら「信じよう」というひめる。

ちなみにひめるにはまだ秘密があり、他にあといくつヒミツがあるのか問われると「秘密」という所で終わり。


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＜感想・分析など＞
一体これはなんなのですか？

画力がしっかりしているので芯のあるストーリーかと思ったら、勇者で宇宙人…？＿
正に作中のトカゲのメタツッコミ状態である。
設定が渋滞している　笑

ツグムのデッサン的にギャグ系の香りもしたが、何かしっかりストーリーを見せてくるし、よくわからん。

だが漫画としてみた際に何となくマイナス加点がほとんどなく、すらすら読める。
これはもしかしたら名作なのでは…。

とりあえずこのままギャグに走らなければ、これまでの漫画の常識を覆す作品になりそう。
ちょっとまだ作品の真価が分からない。
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