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師走となり今年も残り僅かとなった。
年の瀬の11月か12月頃になると、あと1ヶ月2ヶ月でもう1年が過ぎ去ってしまうと嘆く人も多いだろう。
そして「この1年間自分は一体何をしていたのか」という陰鬱な気持ちになる。
今年の反省を踏まえ、年の瀬に「来年こそは充実した一年を!」と決意を新たにするのだが、結局気づいたら1年があっという間に終わってしまう。
巷では年齢を経るに従い時間感覚が早くなるという研究も聞く。
私自身も実感としてそう思っていた。
『1年が短くなるのは齢を重ねると、どうしてもそうなってしまうものだからしょうがないのだ』
…………そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
最近、この1年が短くなるという気持ちは実は錯覚ではないかと思い始めた。
年齢による時間感覚の圧縮よりも、これから話すことの方が要因としては大きいんじゃないかと思ったので、ここに記しておきたい。
ずばり言うと、1年が短いと感じるのは、我々が1年間を9か月間だと錯覚してしまっていることが原因である。
何を言っているのか分からないのと思うので、説明のためまずは1年間の流れを下記に記していく。
続きはこちら↓↓↓↓
~1年間の流れ~
1年が始まる1/1。
今年こそ抱負を叶え自己実現に勤しもうと意気込む。
だが、世の中はまだ年度替わりの決算まで2~3か月残っている。
特に新年の1月から2月、3月までは当年度の仕事の大詰めに入ってくる。
それをまずはこなさなくてはいけない。
また4月の新年度へ向けてこの3か月で準備をする人も多いだろう。
新しい年の過ごし方などを気にする暇のない人も多いはず。
やっと年度が終わり、4月の次年度。
ここで多くの会社は新しい年度が始まる。
ここでようやく前年度までの気持ちを切り替えて、新しい気持ちで1年の過ごし方を練ったりや本格稼働が始まる。
そして新年度が動き出して、5・6・7・8月にお盆、9・10・11月からもう12月になり、「あれ今年も早いなあ。絶対1年も経っていないでしょう」となる。
上記から分かることは、我々の認識では1年を1月から12月までと考えているが、実際の社会の動きは4月から翌3月までということだ。
そして、我々は知らず知らずの内に1年のスタート位置を、社会の動きの始まりである年度開始の4月とみなしており、且つそうであるにもかからず1年の終わりを師走の12月とみなしてしまっているのではなかろうか?
始まりを4月で終わりを12月と捉えているとすれば、実質9か月しか経っていない。
これは1年が過ぎ去るのも早くて当たり前なのである。
だって実際は9か月しか経っていないのだから。
上述した様に1年が短い理由は年度と年の認識の違いによる。
だから「1年がすぐ終わっちゃうなあ」とならないために我々がすべきことを以下に述べる。
①悲観しないこと。
悲観しないことが大事だ。
なぜなら12月が終わっても「1年間」はまだ残り3か月あるのだ。
「年と年度」という2つの概念があるということをしっかり認識して、これを峻別することである。
②1~3月の過ごし方を事前に思案する。
同時に新しい年の1~3月をしっかり充実して過ごせる様に何をするかを決めることも大事だ、
ここでポイントだが、充実させるのは仕事以外の趣味や娯楽を充実させた方が良い。
仕事はサラリーマンである限り基本的にはルーチーンの繰り返しだから思い出の実感が残りにくい(と私は思う)。
③月に一度は何かイベントを実施し、それをしっかり記録に残す。
月に1度は記憶に残るイベントを実施すると、12回は思い出すことができるのでちゃんと12か月を感じられる。
また人の記憶は曖昧であるので記録に残しておくことが大事だ。
なおモノや費用が気になって月一で何かやることが難しい人は、ケータイで良いのでメモや日記写真などの1か月毎の記録をつけておく形でも次善策として代用できると思う。
④それを3ヶ月に1回や年の終わりにしっかり確認する。
1か月ずつ思い出を形にしておいたものをあとで見返すことで、ちゃんと12か月を実感した1年を過ごすことが出来るのではないか?
なんならオリジナルカレンダーとかを作ってみるのも面白いかもしれない。
※存外オリジナルカレンダーは良いと思う。
記憶は物を手掛かりにすることで輪郭が鮮明になってくる。
1年が短いか長いかは年齢によるものではなく、我々の感じ方次第なのだ。
来年こそ充実した1年を過ごそうぜ!
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