一言要約:
口達者な陽キャ黒人ととアンソニー=ホプキンスが似合わないアクションをする佳作。そしてなぜか原題は「Bad Company」。
演者羅列からオープニングが始まるが、すでにここから興味を惹かれる。
というのも、
演者の流れるシーン、アンソニー=ホプキンス、クリス=ロック(ウィル・スミスに平手打ちされた人)、ガブリエル=マクト…?ガブリエル=マクトってもしやスーツのカブリエルマクトか…?!
映画で有名俳優を入れる価値は演技力以外にもこういう意味があるのだろう。
携帯がでかい。
アンソニー=ホプキンス演じるCIAのエージェントがロシアンマフィア(ちょっとライアン=ゴズリングに似ている)と核爆弾の取引の打ち合わせを行う。無事取引を終えるがアンソニーの仲間のCIAエージェントの黒人がその核兵器の横取りを狙う別マフィアグループに街中で襲われてしまう。
黒人とマフィアで銃のバトルが始まり、アンソニーが助けに向かうが、間一髪黒人は殺されてしまう。
場面は変わり、賭けポーカーに興じるヒップホップ風味溢れるチンピラ黒人(なぜヒップホップの黒人を見るとやたらとラッシューアワーが脳裏に浮かぶのだろう…。エディ=マーフィー、クリス=タッカーの系譜でしょう、これは)
実はこの黒人、先ほどのCIAの黒人と生き別れの双子やった!(演者はどちらもクリス=ロック)
ライアン=ゴズリングっぽいロシアンマフィアとの取引を継続させるため、双子の片割れのチンピラ黒人に、亡くなってしまったも一人の双子の片割れであるCIAエリート黒人になりすますように交渉が始まる。金額の交渉はアンソニーとクリスロックの舌戦が始まり、ここは見どころ。交渉の末、チンピラ黒人が双子の兄弟のモノマネをすることに決定して、演技練習に入る。なお、教育係はガブリエル=マクト演じるエージェント。初々しいw
(以下チンピラ黒人はクリス=ロックと表記)
双子のなりすまし練習は中間試験に突入するが、さきほどの別マフィアグループがエリートCIA黒人が生きていると思い込んで再度襲いに来て、〇されそうになってしまうクリス=ロック。
別マフィアからの強襲を何とかかいくぐり、クリス=ロックとアンソニー=ホプキンス達は一路、プラハへ。
プラハに来たところで、お決まりのお色気シーン。
双子の兄弟の元恋人が会いに来て、イチャイチャ寸前へw。
だが、いいところでまたも先ほどの別マフィアが襲ってくる。
援護するアンソニー・ホプキンスだが、相変わらずアクションが似合わないw。
そんなこんなでこれも退け、いよいよライアンゴズリング達との取引も大詰めへ。
だがなんと、そこでライアン・ゴズリング似のロシアンマフィアが部下に裏切られて死亡。
実は先ほどの別マフィアと部下は組んでいたのだ。
アンソニーとクリス=ロックも窮地に陥るが、何とか逃げおおせる。
別マフィアは、アンソニーとクリス=ロックが邪魔したことで、結局核爆弾は手に入らず、手段の一つとしてジェイク(クリス=ロック演じるチンピラ黒人)の恋人をさらって舞台はニューヨークへ移る。
途中でクリス・ロックの早口がCIAの上司に炸裂。日本語で聞いても小気味よい。
クリスロックが恋人と核爆弾を探してクライマックスへ。
最後はお決まりの爆弾解除コード。
チェスがうまいとかいう謎設定が解除に役立っているという小さな伏線回収をしつつ、爆弾を解除
最後はアン・ボニーホプキンスと握手して終わる。
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