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「ルリドラゴン」について(第13話・ネタバレあり)

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https://www.oninkun.com/back-issues-of-ruridragon
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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー>

ルリが体育祭実行委員として皆に情報を伝える。

発表後、猫口の神代さんがルリに前田と仲が悪いのかを聞いてくる。
前田と神代さんは中学時代からの友達らしい。
ルリが「なぜ自分を嫌いなのか」を直接聞いたら、前田が「他人に無関心だから」と言われた話をすると、神代山は大笑い。
・いい友達である。

神代は、前田は正直というか素直なので、もう一度よく話してみると仲直りできるかもしれないという。

授業後、ユカがルリのポスター案を手伝ってくれている。
そこへ潮田さんという絵が上手な子が案を持ってきてくれた。

後でルリがユカに耳打ちする。
ルリ「潮田さんて仲良いの?普通に喋ってたみたいだけど。私分かんなかった。」
ユカ「仲良くなくても多少は話すでしょ?クラス(メート)なんだし」
と至極当然のことを言われる。
・ルリはコミュ障だが、この辺は正直非リアルである。
毎日学校に行っておきながら、同じクラスの名前を覚えられない人間はいない。
覚えられないならば、それは脳機能に何らかの異常がある可能性もある。

潮田さんの案を前田に見せに行くルリ。
前田は前田で自分の描いた案をたくさん持っていた。
話をする中で、昨日のことをルリに謝る前田さん。
前田「アタシもちょっと言葉きつかったなって思って。嘘ではないけど悪意があっていったわけじゃないの」
ルリも直接聞いたのは自分だからと返答する。
多少雪解け感あり。
・この辺もちょっと非リアルだなあ。

その後、前田に謝られたことが引っかかるルリ。
その日の昼、急遽前田の所へ行き、一緒に昼ご飯を食べようというルリで終わり。
急にルフィみたいなことし出した。

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<感想・分析など>

前回よりも面白さが低減したか。
理由はリアリティであろう。
読者が期待しているのは、前回の様ないざこざがあった際にどのような形で解決されるかである。
そこが非リアルな感じで解決策が提示される、ご都合主義に感じられてつまらなくなってしまう。

今回の話は前田さんがルリへ謝罪の言葉をする辺りは非常に非リアルである。
あのタイプの人間が急に謝罪などする事は有り得ない。
素直という人物評があるので不自然でないという意見もあるかもしれないが、「正直や素直」という人物評になる場合は、態度だけでなくすぐ口に出るタイプの人間に対して使われるものだ。
前田は、ルリと飯を食う時に口には言わない。
日直の時も態度には表すが口には出さない。
ルリに論破されかけてようやく口に出した。

こういうキャラクターの人物評は「正直や素直」ではなく、「好き嫌いがはっきりしていて態度に出やすい」というのが適切であり、リアルである。

とまあ、上記の様な人物評と実際の行動がちぐはぐなところが非リアルなのである。
要はキャラクターの掘り下げが全体的に不足している。
キャラクターが物語を進めるためのただのコマ、装置みたいになっている。


最後にルリが前田さんに近づいていきなり飯を食おうとか言っている辺りはルフィ感あって非常に少年ジャンプをやっているなと感じた。
引きは相変わらず強いので、そこは維持しつつキャラクターの掘り下げに時間をかけていった方がよりおもろしくなると思う。
多少厳しい意見も出したが、前回の出来の良さが頭に残っているためできるだけ頑張ってもらいたい。
次回に期待である。
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