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「ルリドラゴン」について(第14話・ネタバレあり)

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https://www.oninkun.com/back-issues-of-ruridragon
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前話までの感想はこちら↑↑↑↑↑↑↑
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<ストーリー>

ルリがいきなり前田さんと一緒にご飯を食うのでその様子をユカと神代さんで一緒に覗く。

結局前田さんが金髪だったことが分かる一幕。
・ということは、金と思しき面々はみんな金髪やったか。
進学校という雰囲気もないし、この高校は確実に底辺高ですね、
ぎくしゃくしながらも2人で体育祭のポスターについて語る。
前田さんのポスター案を聞くと色々出てくる。
前田さんは絵が好きなようだ。

それ以外にも前田さんと神代さんが仲良いのかを聞く。
「それほどでも。寧ろ私は神代も嫌い」と言う前田。
「猫被ってヘラヘラして裏では何考えているか分からない所が特に嫌い。だが、まあ良いい人は良い人」だとのこと。

すると、ルリは一言。
「では、私の嫌いなところをもっと詳しく」。

すると前田は唖然。
何故人に嫌われる原因を知りたいかを聞かれて、
ルリ曰く、人に嫌われる原因はあまり聞きたくないが、それよりも前田のことをもっと知りたいとのこと。

それを聞いて前田は答えだす。
ルリの嫌いなところ一覧。
目つき。
眉間にしわ寄っている。
角生えた日から人間の瞳孔をしていない。
人の名前を覚えない所。
急にこんな踏み込む距離感。
あと萩原(ユカ)さんといつも一緒にいる所がすっごいキモいらしい。笑
・読者の心の声を全部代弁している。笑

そもそも人に嫌われる理由を何故知りたいのかと聞く前田さんにルリは、
「自分が何で嫌われているかくらい知りたい。」
「委員会を頑張ろうと思ったので、嫌いなら嫌いなままでいいから、一旦忘れて仲良くしようよ。」
「不満があったら言っていいし、私も一緒に頑張りたい。」
・ティモンディ高岸みたいなことを言って丸く収めるルリ。

その後、委員会で、前田が「青木さんことを他人に無関心だと言ったけど、そんなこともなかったかも。ごめんね、取り消させて」
「嫌いは嫌いだけど」

という所で終わり。

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<感想・分析など>

これは完全に読者のガス抜き回ですね。

ルリと前田のやりとり。
ただやりたいことは理解できた。
前田さんのルリのダメなところ羅列までは良かったが、その後のやり取りが稚拙。
作者の言葉の応酬で結果仲良くさせたいという論理性を持った言葉のやり取りで物事を進めていきたいという意図は感じられるが、いかんせん作者の語彙力が豊富ではないために、上記を上手く実現出来ていないのが痛し痒しなところである。
理屈っぽいが理屈を言語化する能力が追い付いていないのだ。
取っ散らかったままかと思ったが、ルリのティモンディ高岸っぷりが全てを救った感じ。
結局、「うるせえ!ドン!!」が良い訳よ。

2人の会話の後のユカの良く分からん理屈付けなどは上記の理由ではやはり冷める。
論理が不十分なのだ。

全体でみると、前々回と同じく大分ストーリーに起伏が出てきておもしろくなってきた。
これまでは起伏のないストーリーに、作者が考える非常に論理の甘い言いまわしだけで話が過ぎ去ってきたので、それこそ前田さんの言う「凄くキモい」だったが、ようやく作者の良さを出せてきた感じもする。

作者的にはこういうことをやりたいのだろうが、作者の論理能力が不十分且つキャラクターの掘り下げ不足が目立つので、今後はこういったことに手を出すよりも今回の様にルリが行動に移していくタイプのストーリーにした方が違和感なく楽しめそう。

次回に期待である。
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