ビジネスの会議や現場で目標設定をしようという人がいる。
大目標を設定して、それを達成するために中目標・小目標を設定することで目標が達成しやすくなるなどといった形だ。
だがそもそも目標の設定がおかしかったりすると、行動ばかりが先んじて結局は無駄な徒労に終わりがちだ。
例えば、目的と目標の違いが区別できていない人は良くいる。
目的=達成したいところ、的(まと)。
目標=標(しるべ)、つまり指標。
最終目的を達成するために、(通常は途中過程に複数の)指標を作る。
大目的を達するために中目的や小目的を作る、それら中目的や小目的がいわゆる目標というわけ。
つまり目的>目標。
まあ、重要なのは言葉の定義よりも、目的を達するために目標があること。
あくまでも「目的>目標」という所は掴んでおきたい。
このあたりを整理するだけでだいぶ方針が立てやすくなる。
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目標設定がガタガタだと以下のような問題が生じてくる。
その手段をすることそのものが行動理由になってしまうこと。
目標達成の手段が合目的的でなくなってしまうこと。
目標設定とその達成手段はあくまでも合目的的(目的に合致していること)でなければならない。→別ページへ。
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